新年あけましておめでとうございます。
昨年中は、組合運営に格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年は景気は低迷を続け、印刷市場の縮小予測も年々実績として実感するところとなってまいりました。ますます将来構想に真剣に取り組まなければならないと、思いを強くしております。
岡山県印刷工業組合は、昨年、「ＢＣＰ」を基に「災害時に於ける支援協力に関する基本協定」を鳥取県・島根県工組との間で締結しました。そして、昨年は組合創立６０周年を迎え「未来に向けてのメッセージ」をコンセプトに記念誌を発刊、また、１０月には岡山県印刷関連産業協議会の皆さんと「ＰＲＩＣフォーラム岡山２０１５」を開催し、セミナーや展示会を行い、多くの方々にご来場いただき、いずれもご好評を頂くことができました。

２０１４年１月から２年間にわたり行ってまいりました厚生労働省の助成金事業「中小企業労働環境向上事業」も昨年１２月で無事終えることができました。この事業は、多少なりとも組合員皆様のお役に立てたのではないかと思っております。どの事業をとりましても、ひとえに組合員皆様のご協力とご理解を頂いた賜と深く感謝申し上げます。
今年は全印工連から「印刷産業新成長戦略２０２５計画」が発表されます。発刊され次第、組合員皆様にお知らせいたしますが、この「２０２５計画」を踏まえた活動を軸として今年度も事業に取り組みます。特に、昨年からの継続事業としまして「ＢＣＰの啓蒙活動」及びそれを通じての組合員間の交流の活性化、官公需対策、ＭＵＤの活用、ＣＳＲへの取組、また、印刷業の社会的認知度の向上、化学物質に対するリスクアセスメント対応等、岡山県印刷関連産業協議会とも連携しながら事業を行ってまいります。
組合創立６０周年の節目を終え、さらに２０年後、３０年後を見据えて業界を発展させていけるような組合活動が継続できるように、そして、組合員皆様の現状の課題、将来に向けての課題の解決に少しでもお役に立つ事業に取り組んでまいります。
最後になりましたが、２０１６年が皆様にとって良い年になりますように祈念するとともに、本年も組合員各位の積極的な組合活動へのご参加、ご協力をお願い申し上げまして新年のご挨拶とさせていただきます。